VTuberのアバターが欲しいとき、まず思い浮かぶのがプロにオーダーメイドで依頼する方法かと思います。しかし、あなた専用のアバターを手に入れるには、既製品(すでに完成したもの)を購入する方法もあるんです。
VTuberは今では人気の配信スタイルで、活動者の総数は数万人を超え毎月300人以上がデビューしているといいます。
ライバルの多い中、うまくいくかもわからないVTuber活動に多くの費用をかけるのは不安ですよね。だからこそ、最低限の費用で配信活動をスタートできる『アバター購入』はおすすめの方法です。
この記事では、Live2Dマーケットのnizimaを取り上げアバターを購入する際の注意点と併せて紹介します。
VTuberアバターを購入するには?
Vtuberアバターを手に入れる方法はいくつかあります。
- 完成されたアバター(既製品)を購入する
- オーダーメイドで依頼し、制作してもらう
- 自分で作成する。セルフ受肉。
- 無料のアバターを活用する
なかでも、販売サイトで既製品を購入する方法が特におすすめです。
オーダーメイドで依頼するのと違い、すでに完成した商品を購入するため、支払いが完了したらすぐにVTuberとして活動を始めることができます。ほかにも比較的低価格でも購入できるのがメリットです。
一方デメリットとして、アバターのデザインに自分のこだわりを反映できないことや、同じ見た目のVTuberが存在する可能性があります。とはいえ、アバターのクオリティはオーダーメイドと遜色ないものもおおく、見た目に関しても数万人もいるVTuberの中で目立つものとも言えません。
VTuberアバターを購入するのは、予算が少ない方にとっては最適な方法です。
いまからVTuberになるならアバターを購入すべき理由
いまからVTuberになるなら、アバター制作をオーダーメイドで依頼してもよいのですが、既製品を購入するのもよい方法です。その具体的な理由をここでは紹介します。
そもそも個人VTuberは伸びにくい
先述した通り、いまではVTuberは人気の配信スタイルで、毎月数百人以上がデビューしています。
ライバルが多い中、多くの資金やマーケティング戦略は必須といっても過言でないでしょう。
個人だとどうしてもできることに限界があるため、協力を得やすい企業所属が有利なのは言うまでもありません。
個人で活動するには費用を適切に使う必要がある
個人VTuberが人気を獲得していくには、下記の方法が一般的です。
- 長期的にファンを作っていく
- 個人での活動を経て、企業のオーディションにチャレンジする
個人VTuberとしてうまくいくかもしれませんし、のちに企業所属として再デビューをするかもしれません。どちらの方向にせよ、長期的な計画が必要です。
ただ、うまくいくかも分からないことに、たくさんの費用をかけるのは不安ですよね……。
だからこそ、必要最低限の費用で活動をスタートできる『VTuberアバターを購入する方法』を検討してみてください。
既製品だと低価格・高クオリティで手に入る
すでに完成した、既製品を購入するメリットに下記のようなことがあります。
- クリエイターさんとの打ち合わせがないのでスピーディにアバターを買える
- オーダーメイドより低価格になることが多い
- 完成品を見れるのでクオリティを事前確認できる
なかでも最も気になるのは、実際のアバターのクオリティに関してではないでしょうか?
ライバルが多い以上、そもそもアバターのクオリティが低ければ差別化も難しいですよね。
下記の画像は、Live2Dのアバターマーケット『nizima』の商品リストです。
見てわかる通り、オーダーメイドでなくとも高クオリティのアバターを探すことができます。
ここからは、どんな商品があるのかをより具体的に紹介していきます。
VTuberアバターを購入するなら『nizima』がおすすめ
『nizima』はVTuberアバター(Live2Dモデル)の販売に特化したサービスです。
Live2Dの公式が運営しているサービスなこともあり、豊富な商品数と実際にアバターを動かせるプレビュー機能も用意されています。
購入できるアバターは大きく2種類に分かれます。
- 何人でも購入できる「通常商品」
- 一点ものの「限定商品」
何人でも購入できる「通常商品」
通常商品は、何人でも同じアバターを購入できるものです。つまり、同じ見た目のVTuberが何人も存在することになります。その反面、価格は安い傾向でだいたい数千円~数万円です。
VTuberは2万人以上存在する中で、同じ見た目でもそれほど目立たないとは思いますが、気になるならば注意が必要です。
ただ、下記のようなカスタマイズ可能なアバターを制作している方もいらっしゃいます。
髪や瞳の色をカスタマイズでき、見た目そっくりなオリジナルのアバターで活動できるものです。
汎用性のあるアバターもnizimaでは珍しくなく、たくさんの方が出品されてますよ。
一点ものの「限定商品」
限定商品は、たった一人のみ購入できるアバターのことです。あなただけのアバターで活動したいならば、限定商品から探しましょう。価格は通常商品よりも高い傾向で、数千円のものから20万円前後のものまで幅広くあります。
1品のみということもあり一つひとつのクオリティが特に高く、表情のバリエーションが多かったり、可動域が広かったりする傾向もあります。
とはいえ、お手軽な価格のものにも高機能なアバターはたくさんあるので、ぜひ見比べてみてください。
VTuberアバターを購入する際に注意する点
VTuberアバターは簡単に購入することができますが、注意すべき点も存在します。費用がかかるものですので、なるべく失敗はしたくありません。
これから紹介するポイントに注意して購入を検討しましょう。
nizima内で動作確認をする
VTuberアバターは商品ごとに用意されている表情の数や、動きの滑らかさ、可動域の違いなど商品画像だけではわからない違いがあります。
nizimaのサイト内では、アバターの機能や動きを細かく確認できるので、購入前にチェックしておきましょう。
▲ 商品ページを開くと左下に「プレビューを表示」のボタンがあります。
▲ 開くとこんな画面になります。
マウス操作で動きの確認ができますが、おすすめの方法は「フェイストラッキング」です。
左上にあるカメラ接続の項目から、パソコンに接続したカメラを使って実際に自分の動きとアバターの動きを連動させることができます。満足のいく動きをしてくれるか確認してみましょう。
ほかにも商品によっては左のメニューに表情差分の項目があったりするので要チェックです。
対応ソフトをチェックする
VTuberアバターを購入したら、VTuberソフトに取り込んで動かすことになります。
ですので、使いたいVTuberソフトにアバターが対応しているかあらかじめ知っておく必要があります。
たとえば、有名なソフトで言うと、以下のものでしょうか。
- VTube Studio(VTS)
- FaceRig(フェイスリグ)
- animaze
- nizima Live
使うソフトが違うと、動作に必要なアバターファイルの種類も変わってきます。
また、Macで動かすことを検討している人は、「VTube Studio」や「nizima Live」で動かすことができますよ。
アバターとソフトは合わせてチェックしておきましょう。
「どのソフトを使えばいいかわからない!」というかたは、『VTube Studio』がおすすめです。無料で使うことができ、使い方もシンプルなので初めてでも使いやすいソフトになっています。
著作権について確認しておく
最後に著作権についてです。
VTuberの著作権は、基本的に制作者に帰属します。
つまり、VTuberアバターを購入したからといって、勝手にグッズを販売したり、ファンアートを描いてもらったりすることはできないんです。
制作者によっては、容認してもらえる場合もありますが厳密にはダメなので、トラブルをなくすためにも著作権についてはすり合わせておく必要があります。
商用利用はどこまでしていいのか、商品ページに書いているケースが多いとは思います。
もし、書いていない場合はどこまでしていいのか問い合わせておきましょう。
VTuber活動で知っておくべき著作権については、下記の記事でまとめているので、まずはチェックしてみてください。
【まとめ】アバターを購入してVTuberになろう!
いまからVTuberになりたいならば、アバターを購入することを検討してみてください。
『nizima』をチェックすれば、あなた好みのアバターがきっと見つかるはずです。会員登録をすれば、お気に入り登録ができるのでいくつか見繕ってみましょう。
また、VTuberになるにあたり、機材やソフトに関する疑問もあるかと思います。
下記の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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