『Stream Avatars』は、視聴者をキャラクターとして配信画面に表示するソフトです。この記事では、簡単な使い方を紹介するので導入の参考にしてください。
Stream Avatarsとは?
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「Stream Avatars」は視聴者をキャラクターとして配信画面に出現させます。リアルタイムで視聴者が増えるごとに、キャラクターが一匹ずつ増え、頭上にはユーザー名が表示されます。
アニメキャラや動物に変身した視聴者が画面を徘徊する姿は、かわいらしい演出になりますよ。
「Stream Avatars」はSteamからインストールできます。
ここからは実際の配信画面の作り方を説明しながら、機能についても紹介していきます。
①配信サイトのアカウントと連携する
「Stream Avatars」はYouTubeやTwitchのコメント欄と連携したソフトです。
なので各配信サイトのアカウントと連携する必要があります。
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左のメニューから「Login Details」を開きます。
設定する場所は3か所です。
- Streaming platform → YouTube, Twitch, facebookなど配信サイトを選択
- Channel OAuth → あなたの配信チャンネルのアカウント連携
- Bot OAuth → Bot用のアカウント連携。Channel OAuthと同じものでもOK
②キャラクターを準備する
左のメニューより「Steam Workshop」を選択します。
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使用したいキャラクターをダウンロードします。数に縛りはないので、複数のキャラクターをダウンロードすることも可能です。
著作権的に危なそうなのもあるので、使う際は自己責任でお願いします。
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動物がモチーフのものもいくつかあるのでお好みのものをどうぞ。
③基本設定
左のメニューから「General」を開き、基本設定を行います。
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Who can spawn
キャラクターになれる人を設定します。
- Everyone→全員
- Followers→フォロワー
- Subscrivers→サブスクライバー/購読者
- Whitelisted→ホワイトリストに登録した人のみ
また、出現する条件も設定できます。
- In Chat→配信を観ている人
- Active Chatters→チャットに参加している人
Limit viewers spawnted
画面に出るキャラクター数の上限を設定します。
Viewer despawn timer
キャラクターが消えるまでの時間です。視聴者が配信を閉じてから何秒で消えるかを設定します。
単位は「秒」なので、5分ならば300です。
Window settings → Resolution
画面サイズを設定します。
④接続する
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設定が終わったら左上の「Connect」ボタンで接続します。
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画面上部で、「ステージ選択」や「サイズの設定」を行えます。
- Scale → キャラクターの大きさ
- Name Scale → 名前の大きさ
- Nametag Stacks → 名前が重なったときに表示する最大数
- Chat Bubble Scale → チャットしたときに表示させる大きさ
また、画面上部にたくさん並んでいるアイコンからテストでキャラクターを表示させたり、アイテムを落として遊んだりできます。
⑤OBSで配信画面を作る
ここからOBS上にStream Avatarsを表示させます。
Stream Avatarsで「Connect」し、④の画面を開いた状態にします。
OBSを起動し、ソースに「ゲームキャプチャ」を追加します。
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- モード → 特定のウィンドウをキャプチャ
- ウィンドウ → 「Stream Avatars」を選択
- 透過を許可 → チェックを入れる
さらにカスタマイズするには…
ここまで基本的な機能を紹介しました。
ここから、「自分専用のキャラクターを追加したい」「もっとほかの機能も使いこなしたい」といった場合は公式ドキュメントをご覧ください。
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