視聴者と同時視聴がしたい!というライブ配信者さん・VTuberさん向けの記事です。
配信サイトごとのやり方と、同時視聴に便利な「ストップウォッチ」も当サイトで配布しているので、ぜひ役立ててください。
同時視聴とは
配信者が視聴者と一緒に、映画やアニメを視聴する企画を「同時視聴企画」と言われます。一人で視聴するのとは違い、配信者やコメントのリアクションを交えながら楽しむことができるのが魅力的です。
やり方は雑談配信とそれほど違いはありません。
ただ、視聴する映像作品の著作権には注意が必要です。映画やアニメをそのまま配信画面に載せることはできません。
配信サイトごとにおすすめの方法をこれから紹介していきます。
同時視聴の配信方法
同時視聴をするには、配信サイトごとにおすすめの方法が異なります。
ここでは、「Twitch」と「YouTube(を含めたそのほかのサイト)」の二つの項目で紹介します。
Twtichだとウォッチパーティの機能があります
Twtichには、Amazon Primeで配信されている映像作品を同時視聴できる専用機能が用意されています。
TwitchはAmazonの子会社が運営していることもあり、Prime Videoと連携しています。配信者と視聴者の両方がPrimeに登録している必要はありますが、ほかの配信サイトではできない体験ができます。
違法視聴にならない
ウォッチパーティは、著作権を侵害した違法視聴ではありません。
あくまでPrime Videoで配信されている作品を、配信者にも視聴者にも同時に再生する機能です。
PCやスマホでみるTwitchの画面では、「映画などの映像」と「配信者が配信している映像」の2種類が表示されるため、アーカイブに映画などが残ることもなく、安心して使うことのできる機能です。
みんな同じタイミングで再生
配信者がウォッチパーティをスタートすると、視聴者にも同じタイミングで映像が再生されます。そのため、途中から見に来た視聴者には、映像の途中から再生されます。
いつからライブ配信を見始めても、特別な設定をせずに、同じシーンから再生されるので便利です。
同時視聴のみTwitchで配信する人も多い
Twtichのウォッチパーティはほかの配信サイトでは真似できない圧倒的な機能です。
視聴者側にとっても特別な準備をする必要がなく、ゲーム配信を視聴するのと同じようにライブ配信を開くだけで、映画やアニメを同時視聴できます。
そのため。例えば普段YouTubeで活動している方でも、「映画を同時視聴するときだけはTwtichでおこなう」という方も珍しくありません。
YouTubeではストップウォッチを使おう
YouTubeをはじめとしたそのほかの配信サイトでは、著作権の課題があり、映像作品を直接配信画面に載せることができません。
そのため、配信画面にストップウォッチを表示して、再生開始から経過した時間を表示するのが一般的です。
視聴者は配信者の表示した時間に合わせて、自分でも映像を再生します。
そのためいろんな動画配信サービスで配信されている映画・アニメなどを取り上げると喜ばれるかもしれません。
ストップウォッチを無料提供中!
ストップウォッチツールは検索すればたくさん出てきます。
ただ、配信画面の載せるとなると、オーバーレイとの相性やデザイン性を求めたくなるのではないでしょうか。
当サイトで、ライブ配信者向けにストップウォッチツールを提供しています。無料で使えるので、ぜひ使ってください。
ライブ配信者向けの機能をそろえています
当サイトの提供する『はいしんツールキット』では、同時視聴用のストップウォッチを提供しています。
- 通常のスタート・ストップボタン
- 再生時間を合わせやすい「-3秒からスタート」するボタン
- 背景透過
- 選べるフォント
ライブ配信で使いやすいように調整しています。
はいしんツールキットの使い方
ここからはOBSで使用することを例として使い方を紹介します。動画でも解説しているので、もし実際の操作を見てみたいという方は合わせてごらんください。
OBSに導入する
OBSに導入が完了すると、画像のようにストップウォッチの操作を行うコントローラを設置でき、OBS単体で操作が完結します。スタートやストップだけでなく、-3秒からスタートもできるので同時視聴の映像作品の再生タイミングと合わせやすい特徴があります。
ここからは「はいしんツールキット」とOBSを使って実際の導入方法を紹介していきます。
①ドックの設定と②ブラウザソースの設定の順で見ていきましょう。
①ドックの設定をする
OBSのドック機能を使用しストップウォッチのコントローラを導入していきます。
▲OBS上部にある「ドック」から「カスタムブラウザドック」を開きます。
▲カスタムブラウザドックの設定を行います。
- ドック名:わかりやすい名前(ここでは「ストップウォッチ」としています)
- URL:「https://ruri.info/tool/simpletimercontrol」
このドックは必要ないときは非表示にできるのですが、再表示するときにわかりやすい名前のほうが便利です。
入力が完了したら「適用」を押します。
▲コントローラが表示されます。
使いやすいサイズに調整します。
初期では別ウィンドウとして表示されますが、OBS上にドックを動かすとOBS内部に配置することも可能です。
以上がコントローラの設定です。
②ブラウザソースを設定する
配信画面側の設定をしていきます。
「はいしんツールキット」を開きます。
好きなフォントを選択し、「リンクをコピー」のボタンを押します。
▲コピーしたリンクをOBSのブラウザソースの「URL」に貼り付けます。
ほかの設定は特に変える必要はありません。
以上ですべての設定が完了です。
あとはコントローラのボタンを押すことでストップウォッチを動作させることができます。
一時的にコントローラを消したいときは?
ストップウォッチを使わないときは一時的に非表示にすることができます。
削除してもいいですが、再設定が面倒な方は下記の方法を試してみてください。
▲ブラウザソースは目のマークを押すことで表示・非表示を切り替えれます。
▲コントローラ(ドック機能)はバツボタンで消してしまってOKです。
再表示をするにはOBS上部の「ドック」から「ストップウォッチ(導入時に設定した名前)」を選択します。
これで再表示が完了です。
この方法を覚えておくと、一から再設定をする必要がないので便利です。
当サイトには配信活動に使えるツールがたくさん!
今回はストップウォッチツールを紹介しましたが、当サイトでは、コメント欄やDiscordオーバーレイをカスタマイズするCSSや、デジタル時計を表示できるツールなどを提供しています。
どれも無料で使えるので、ぜひ使ってください。
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