OBSプラグイン『StreamFX』をつかって、配信の一部にモザイク（ぼかし）を入れる方法を紹介します。
画面全体をぼかす方法と、一部のみをぼかす方法をまとめるのでぜひ参考にしてください。
これによって、たとえばゲームのマップやチャット欄だけにモザイクを入れることもできます。
動画でも解説中！
OBSで画面をぼかす方法はYouTubeでも解説中です。
実際に操作しているところを見たい！という方は、動画でご覧ください。
StreamFXをインストールする
今回紹介する方法では、OBSのデフォルト機能だけでなく『StreamFX』という外部プラグインを使用します。
インストール方法は以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
StreamFXは今回のモザイク以外にも機能が豊富で、配信者ならば必須のプラグインです。どんなことができるかもまとめているので、要チェック！
ソース全体をぼかす
画面全体やソース全体にモザイクを入れる（ぼかす）方法から説明していきます。
STEP1：ソースにフィルタを追加する
ぼかしたいソースを右クリックし、フィルタを追加していきます。
このとき、ソースではなく「シーン」をぼかしたいときも同様の作業でOKです。
StreamFXで追加された「ぼかし」フィルタを設定しましょう。
あとはタイプやサイズをお好みで設定すれば、画面をぼかすことが完了です。
VTuberアバターのソース全体にぼかしをかけることができました。
配信画面の一部をぼかす
画像のように、ゲーム画面左下にあるチャット欄にモザイクを入れてみます。
ただの画像ではなくゲーム画面自体にぼかしを入れるので、モザイクのかかっている映像に動きがあるのが利点です。
仕組みとしては、ゲーム画面を複製→ひとつにモザイクをかける→トリミング、とシンプル構造。
では、実際にやっていきましょう。
STEP1：ゲーム画面を複製する
まずは、ゲームキャプチャを使いゲーム画面をOBS上に表示させます。
さらに、StreamFXをインストールできていれば「ソースミラー」があるので、新たに追加します。
ソースミラーの「ソース」には、先ほど追加したゲームキャプチャを設定します。
これでゲーム画面の複製が完了です。
STEP2：モザイク処理をする
STEP1で複製したゲーム画面にモザイク処理を施します。
ソースミラーを右クリック→フィルタを選択します。
左下のプラスボタンからエフェクトフィルタに「ぼかし」を追加します。
ぼかしの設定はお好みです。上記の画像では「ボックス」タイプをサイズ「5」で設定してみました。
STEP3：モザイク画面をトリミングする
最後に、STEP2でモザイクをかけたゲーム画面をトリミングしていきます。
「ソースミラー」を選択した状態で、Altキーを押しながらサイズ変更です。
コメント欄のみ隠れるよう、サイズを調整しました。
もし正確な数値でトリミングをしたいならば下記の記事を参考にしてください。
これで作業完了です。
StreamFXをつかえば配信画面をもっとリッチに
今回利用したStreamFXでは、デフォルトのOBSでできなかった配信画面を簡単に作ることができます。
たとえば、特殊なシェーダーでエフェクトをかけたり、画像編集ソフトのように細かな色調補正をかけれたりと、できることは様々です。
下記の記事で、具体例とともに紹介しているのでぜひご覧ください。
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