VTuberやストリーマーといった配信活動者さんが活動の中で、視聴者から質問を募集したり企画に応募してもらったりと「おたより」を募りたいシーンはよくあると思います。
その際、メッセージを送信できるWebサービスを使うのが一般的ですが、選定を含む配信準備のことを考えるとかなり手間がかかってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで、おたよりの募集→選定→配信画面への表示までを簡単に行える、当サイトの姉妹サービス「HARI」を紹介します。
おたより募集サービス「HARI」でできること
HARIは配信者さんが視聴者さんからおたよりを募集することに特化したサービスです。
現在VTuberさんを中心に雑談配信・ラジオ配信用として幅広く使っていただいています。
他のフォーム作成サービスや、〜箱系サービスとの違いは「配信活動特化」ということ。
配信者さんにとって嬉しい機能を揃えており、ここでは目玉となる3つの特徴を紹介します。
- テーマや期間ごとにおたよりを募集できる
- 配信ソフト(OBS) との連携機能でおたより選定のストレスなし
- SNS上での活動にも便利
テーマごとのおたより募集
一つ目の目玉は、おたよりをテーマごとに管理できることです。
HARIでは募集テーマを複数作成でき、それぞれに募集期間を設定できます。
ですので「コラボ配信での質問募集!」「〇〇ラジオおたより募集」といった企画ごとにおたよりを管理できます。別々の企画でおたよりが混ざることはありません。
また、視聴者はおたよりをペンネーム付きで応募します。
誰から送られたか分かったり、ラジオ番組のように「〇〇さんからのお便りです」と読み上げるのにも便利です。
いろんな配信から”ハガキ職人”のような方が生まれるのも面白いのではないでしょうか。
配信ソフト(OBS)と簡単に連携できます
▲ 動画の左側がOBS Studio、右側がブラウザで開かれたHARIです。
HARIにはウィジェット機能があり、OBSに表示するおたよりを瞬時に切り替えることができます。
切り替え方は、おたよりリストから表示したいものをプレビューエリアにドラッグ&ドロップするだけと簡単です。
これによって、自分で画像を作ってOBSにあらかじめ取り込んでおく…みたいな準備が必要なく、おたより選定をしながら配信を行なうことが可能です。
各おたよりをお気に入り登録できるので、事前にお気に入りにしたもののみを表示する使い方もおすすめ。
SNS上での活動にも使えます
HARIは配信内で使うだけではなく、X(Twitter)での日常的な活動にも便利です。
ここでは返信機能とシェア機能を紹介します。
HARIの返信機能では、届いたおたよりへ個別返信をすることが出来ます。
全てに返信するというより、配信で取り上げきれなかったものに返信するのがおすすめの使い方です。
ただ、HARIではログインなしでおたよりを投稿できるので、送った本人に通知が飛ぶ…ようなことはありません。
シェア機能を使ってX(Twitter)に投稿しましょう。
大きな画像と共に投稿できるので、わかりやすく返信をアピールできます。
SNS投稿用として、返信前提のテーマを作成してみるのも面白いかもしれませんね。
どんな配信で使われている?HARIのおすすめの使い道
この記事の執筆時点でHARIはリリースから一年以上経過しています。
これまでたくさんの配信者さんに使っていただいたので、過去にどんな配信で使われているか具体的に紹介していきます。
①ラジオ配信
最も定番なのはラジオ配信です。
テーマを分けれる点とペンネーム付きで投稿できる点からラジオのおたよりコーナーと相性がいい特徴があります。
OBSに表示する際もペンネームが表示されるため、視聴者としても「自分のおたよりだ!」とすぐに気付けたり、「いつものあの人だ」のように名物投稿者が生まれることもあるかもしれません。
②質問募集
ラジオのように定期的な企画というよりも、不定期な雑談の一環として人気なのが質問募集です。
自分宛だけではなく特にコラボの時にも便利で、テーマを分けれる点が自分の普段やっている企画とコラボ配信用とでおたよりが混ざらず準備がしやすい機能となっています。
また、HARIの機能の一つとしてチーム機能があります。
この機能では、テーマに他のユーザを招待し閲覧権限を付与することが出来ます。
コラボ相手を招待してどんなおたよりが届いているか共有でき、お気に入り機能を使って一緒に選定することのにも便利です。
③リクエストをもらう
歌枠で歌う曲やおすすめのゲームなど、配信に関するリクエストをもらうのにも向いています。
届いたおたよりを直接配信に載せることはないかもしれませんが、単純に意見をもらうだけとしてもHARIは便利です。
おたより募集も「募集中」「停止中」など募集期間を自由に変更できるので、欲しい時だけフォームを開くのも良い使い方です。
HARIの使い方・設定方法
HARIは基本無料で利用でき、ログインするだけですぐに使えます。
ログイン方法はGoogleログインがおすすめで、メールアドレスでも可能です。
使い方もシンプルで、おたよりをライブ配信で取り上げる際のフローは下記の通りです。
- テーマを作成する
- 投稿フォームのリンクを視聴者にシェアする
- 投稿されるのを待つ
- ウィジェットをOBSに追加する
- 配信開始し、ブラウザ内の操作でおたよりの表示を切り替える
画像を使いながらわかりやすく解説した記事を別途作成します。ここで紹介しきれなかった便利な機能も併せて取り上げるのでぜひご覧ください。
HARIでおたよりを募集しよう
この記事では、配信者向けおたより募集サービス「HARI」を紹介しました。
おたよりを募集できるサービスはたくさんありますが、配信活動に焦点を当てると便利なサービスなのではないでしょうか。HARIを使うことで、配信活動をしやすくなってくれたら嬉しいです。
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