Vtuber(バーチャルYouTuber)になりたいけどやり方がわからない、という方に向けた記事です。
この記事を読めば、VTuberになるための全ての手順がわかるようにまとめています。
初心者だと「そもそも何をすればいいかわからない」「いくら予算が必要なの?」と疑問ばかりだと思います。この記事で、必要な機材・アバターを準備するおすすめの方法・配信活動のはじめ方など網羅的に解説するので、ぜひ参考にしてください。
『ruri.info』ではYouTubeでも配信者のためのテクニックを発信しています。
VTuberさん向けに”映える配信“を作るための実践的なテクニックを動画にしているので、よかったら遊びに来てください!
VTuberになるには?
VTuberには、個人で活動する「個人勢VTuber」になるのと、「企業所属のVTuber」になる2種類の方法があります。
個人勢VTuberになるには、まずVTuberのアバターを用意しアプリやPCソフトを使って活動を開始します。アバターは自分で作成する方法のほかに、オーダーメイドで依頼したり既製品を購入したり様々です。最も定番なYouTubeで活動しているVTuberはPCを使用しているのがほとんどで、アバターと配信用のPC・無料のPCソフトがあればすぐにデビューが可能です。
企業に所属するには、その企業が開催するオーディションに参加し、合格することが必要です。合格後は企業と契約して活動を始めます。基本的な活動準備は企業が行ってくれることが多いでしょう。また、企業の資本力を活用して、集客やライブイベントなど個人だけでは難しい活動のサポートを提供してもらえます。ただし、VTuberは現在人気の高い活動スタイルです。大手企業のオーディションは非常に競争率が高く、特別な魅力が求められます。
この記事では、主に個人勢VTuberになる方法を詳しく紹介します。もし今後企業に所属したい方でも、基本的に使用するソフトやPCは変わらないので参考になるはずです。
VTuberの仕組みは?
そもそもVTuberはどういう仕組みで動いているのでしょうか。
この点は、個人で活動する場合でも企業に所属する場合でも、大きな違いはありません。
ここでは例として、上の画像のようにVTuberとしてゲーム配信を行う場合の仕組みを紹介します。
必要なものは、カメラ・VTuberソフト・配信ソフトの3つだけです。
- 自分の動きをカメラに映す
- VTuberソフトでアバターに反映させる
- 配信ソフトで配信画面を作る
- 配信をスタートする
図にすると下記のイメージになります。
まず、Webカメラやスマートフォンのカメラを使用して、あなたの体や表情の動きを撮影します。
VTuberソフトでは、カメラの捉えた動きに合わせてVTuberのアバターを動かす機能を持っています。
そして、配信ソフトを使用して実際の配信画面を作成します。YouTubeで活動しているVTuberを見ると、VTuberアバターの他にゲーム画面、オープニング動画、コメントなど様々な要素が表示されているのが分かります。このように配信画面をカスタマイズして、YouTubeなどの配信サイトに接続するのが配信ソフトの主な役割です。
これ以外の方法として、より詳細な動きを反映するために「3Dアバター」と「全身に取り付けるトラッカー」を使用する方法もあったりしますが、基本的には同じ仕組みです。
ではここからは、さらに具体的にデビューまでに必要な手順や用意すべき機材・ソフトをチェックしていきましょう。
【個人勢】いまからVTuberになるすべての手順
ここからは「VTuberのなり方」として、デビューまでに必要なすべての手順をまとめます。「何をしたらいいかわからない!」という方は、順番にマネてみてください。
- 機材やソフトをそろえる
- VTuberアバターを用意する
- X(Twitter)などのSNSでファンを集める
- ライブ配信や動画撮影の準備をする
- VTuber活動スタート!
基本的にはPCを使って活動することを前提に話を進めますが、もしスマホだけでVTuberになりたい方は次の項目をチェックしてみてください。
スマートフォンで簡単にVTuberになるには
本題の解説を始める前に、iPhoneなどのスマートフォンでVTuberになる方法も紹介します。もしPCを持っていなくて気軽に始めたいならばおすすめの方法です。
スマホでVTuberになるメリット・デメリット
スマホで行うVTuber活動には、下記のような特徴があります。
- スマホとアプリだけで始められる
- 操作や設定が簡単
- 配信内でできることが限られる
手間も少なく簡単に活動をスタートできますが、アプリの機能によって活動の幅を制限されることもあります。例えば、歌枠と雑談枠はできるけどゲーム配信はできないなどです。
それぞれの詳細は、下記の記事内で解説しています。
「稼ぎたい・歌いたい・ゲーム配信がしたい」など目的別におすすめのアプリも紹介しているので、ぜひご覧ください。
VTuberに掛かるお金は?【必要な機材やソフト】
では、ここからはPCを前提とした説明です。
VTuberになろうと考えたときに、どのくらいの予算が必要かは誰しもが気になるところだと思います。
まずは、必要な機材やソフトウェアとともに予算もまとめていきます。
VTuber活動に最低限必要な機材はこれ
いまからVTuberになりたい方に、最低限必要な機材は下記のとおりです。
- パソコン(ゲーミングPC)
- Webカメラ
- マイク
機材は凝ろうと思えば、どこまでも凝ることができます。しかし、はじめから高価なものを完璧にそろえる必要は全くありません。
ただ、不便であったり配信のクオリティが低すぎては元も子もないため、コスパのいいおすすめを紹介します。
パソコン(ゲーミングPC)のおすすめ
PCの必要スペックはやりたい活動内容によって異なるのですが、定番の「雑談・歌・ゲーム」を配信する想定でおすすめを紹介します。
結論として、新しくパソコンから買うならBTO(受注生産)のサービスが便利です。すでにカスタマイズされたデスクトップパソコンを購入することができるため、知識が全くなくとも問題ありません。もちろん、CPU・メモリ・グラボなどにこだわりがあるなら、カスタマイズもできます。
BTOのサービスはいくつかありますが、ゲーミングPCの『ガレリア』を活用すればまず間違いありません。
自分の目的や予算に合わせて掲載されているので比較がしやすい特徴があります。また、人気プロゲーミングチームやストリーマーとのコラボPCもたくさん販売されており、信頼性のあるブランドです。
VTuberの活動で特にPCスペックを要求されるものは、ゲーム+ライブ配信の組み合わせかと思います。となれば、あくまで目安ですが、15~20万円帯以上のPCを選べばストレスの少ない活動を行えるはずです。
もし予算に余裕がないならば10~15万円帯でもVTuber活動は可能です。ただ、スペックが足りずゲームの設定を下げなきゃいけなかったり、配信画面がカクついたりする可能性もあります。その際はこのサイトを中心に、改善策を試してみてください。
Webカメラのおすすめ
VTuberは、カメラの映像を通じて体や表情の動きをアバターに反映させるのが主流です。(トラッキングといいます)VTuberソフトによっては、スマホをWebカメラ代わりにできる場合もありますが、たいてい持っていた方がよいでしょう。
配信中にスマホが使えなくなるのは不便ですし、シングルディスプレイの方はコメントを見るのにスマホを使うことになります。Webカメラであれば固定もしやすいため、購入をおすすめします。
表情を映せればいいので、2,000円程度の安いWebカメラでも動作はします。ただ、部屋がうす暗かったり日差しが入っていたりすると正確に認識してくれないこともあります。
性能と費用のコスパを考えれば下記のものがおすすめです。
まず紹介するのは、logicool製のWebカメラ「C920n」です。
- 解像度:1080p
- フレーム:30fps
- 自動フォーカス
- 自動光調整
「1080p、30fps」と高画質のwebカメラで、多少部屋が暗くても認識してくれるため、VTuber活動の定番商品です。ビジネスやゲーミング製品で有名なlogicoolの商品なので、保証もしっかりしています。
VTuber用だけでなく、手元配信などの実写用にカメラを用意したいならば上位モデルの「C922n」がおすすめです。
- 解像度:720p、1080p
- フレーム:60fps(1080pのときは30fps)
- 自動フォーカス
- 自動光補正
- 三脚付き
「1080p、60fps」と高画質でなめらかに動きます。コスパを考えるならばこのカメラが最強です。C920nと同じく部屋が暗くても顔を認識してくれ、光の反射にも強い特徴があります。
ゲーミング用やビジネス用など数ある製品を展開しているlogicool製であれば、性能は問題ないですし保証も親切に設計されています。どれを買えばよいかわからない方は、こちらを購入を検討してみてはいかがでしょうか。
マイクのおすすめ
自身の声を乗せるマイクも必須です。価格帯はあくまで目安ですが、1万~2万円はかかると考えておくとよいかもしれません。また、これから始めて買おうという方へは、接続方式で選ぶことをおすすめします。
- USB接続
- XLR接続
接続方式には上記の2種類があります。簡単に説明すると、USBで接続するか、オーディオインターフェースを介して接続するかです。初心者の方へは「USB接続」のものが簡単です。
コードをPCにUSB接続するだけとシンプルですし、追加でオーディオインターフェースを購入する必要もありません。
お手軽に始めるには、USBマイクの「HyperX QuadCast S」は、広く人気があり定番の製品です。
オーディオインタフェースを別途購入する必要はないため、簡単で費用を抑えることもできます。
指向性(音を拾う範囲)を調整できたり、マイクのてっぺんにミュートボタンがついており、優しく触れるだけでオンオフを切り替えることができる機能は必見です。(とっさのくしゃみに間に合うので私もよく使っています)
デザインも魅力的なので、デスク環境にこだわりたい方にもおすすめです!
もっと音質にこだわりたい方はLogicoolから出ている「Yeti GX」もおすすめです。
こちらもUSB接続のダイナミックマイクです。
優れたノイズリダクションできれいな声を届けることができます。Logicoolの提供しているソフトと合わせて使うのですが、設定も簡単!音響の知識がない方にも、うれしい仕様です。
また、歌配信をする場合は特に音質にはこだわりたいところかと思います。
下記の記事などでも、高音質で配信をするためのテクニックを紹介しているので、また設定する際にご覧ください。
VTuberソフトは基本的に無料で使えます
Webカメラで認識した表情は、VTuberソフト(フェイストラッキングソフト)を通じて、リアルタイムにアバターへ反映されます。
VTuberソフトはいくつかありますが、基本的には無料で使えます。活動をしていく中で、もっと使いたい機能が出てくれば課金を考えるのがよい方法です。
ここでは3つのソフトを紹介するので、あなたのしたい活動内容に合わせて選んでみてください。
おすすめは『VTube Studio』
2DのVTuberにとって代表的なソフトが『VTube Studio』です。VTuberのアバターのクリエイターさんの多くも、VtubeStudioには対応しているケースが多い傾向にあります。以下のような特徴のあるソフトです。
- WindowsでもMacでも使える
- 簡単にモデルをインポートできる
- つけ髭や帽子など、デフォルトでアイテムが用意されている
- VTuberをするための最低限の機能が無料で使える
- Webカメラの代わりにiPhone・Androidが使える
特にこだわりがなければ、まずは検討してほしいソフトです。『VTube Studio』のさらに詳しい特徴や、使い方は下記の記事をご覧ください。
『nizima Live』は操作が一番わかりやすい
VTuberを制作するソフトにLive2Dというものがあります。そのLive2Dの公式が出しているソフトが『nizima LIVE』です。以下のような特徴があります。
- UIが分かりやすく、操作も簡単で使いやすい
- 最大で8人のコラボが可能(有料)
- 動物の耳、帽子などデフォルトでアイテムが用意されている
- Webカメラの代わりにiPhoneが使える
- windowsだけでなくmacでも使える
『nizima LIVE』と『VTube Studio』のどちらを使えば良いかは難しい問題です。どちらも慣れれば簡単ですが、『nizima LIVE』の方が直感的に操作しやすい印象があります。スマホをカメラ代わりに使いたいならば、便利なソフトです。
詳細と使い方は下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
3Dアバターを使うなら『3tene』
『3tene』は、アバター制作のできる『Vroid Studio』等で制作された3Dアバターを読み込み、動かすことのできるソフトです。Webカメラならば表情や手の動きをトラッキングするのが限界ですが、専用の機器を使えば全身の動きをアバターに反映できます。
また、VRワールドでもアバターを使いたいなら、こちらの方法が最適です。
『Vroid Studio』では、イラストレーターやモデラーはもちろん、初心者でもオリジナルの3Dアバターを作れます。誰でも作れると聞くと、「決まったパーツを組み合わせてアバターを作る」イメージが湧くかもしれません。
しかし、体の各パーツをパラメータで変更できたり、テクスチャを自分で描けたりと、自由自在にオリジナルのアバターが用意できます。
もし「3Dアバターを使いたい」「完全オリジナルで自作したい」場合は、選択肢に入れても良いかもしれません。
では、『3tene』の特徴を取り上げます。
- WindowsでもMacでも使える
- 無料から使える3Dアバターソフト
- 表情やカメラアングルをショートカットキーに設定できる
- VR対応の『3tene Pro』(有料)もある
『3tene』の特徴や使い方は下記の記事をご覧ください。
VTuberアバターを手に入れるには
VTuber活動をスタートするには、アバター(モデル、キャラクター)が必須です。アバターを自分で作れればよいのですが、多くの方はプロに制作してもらい使用することになるかと思います。
アバターを手に入れる方法は大きく4つあります。
- 完成されたアバター(既製品)を購入する
- オリジナルのアバターを依頼し、制作してもらう
- 自分で作成する。セルフ受肉。
- 無料のアバターを活用する
ここからは、順番に具体的な方法を紹介していきます。
最も低リスクなのはLive2Dアバターを購入すること
もっとも気軽に始められるのは、既製品のVTuberアバターを購入することです。オーダーメイドではありませんが、クリエイターからすでに完成されたアバターを購入する手段があります。
「VTuberにはなりたいけど、費用をあまりかけたくない」という方も多いのではないでしょうか。
自分に人気が出るかもわかりませんし、いずれ『にじさんじ』『ホロライブ』など企業のオーディションを目指すならば、費用をかけすぎるのは勇気がいりますよね。
とはいえ、低価格でオーダーメイドを依頼してクオリティが下がってしまえば元も子もありません。
だからこそ、少ない費用で高クオリティな既製品のアバターを購入するのが、リスクの少ないおすすめの方法です。
『nizima』はLive2Dアバターの販売に特化したサービスです。数千円あれば高品質のアバターを購入することができますよ。
低価格な理由は、何人でも同じアバターを購入できるということにあります。同じ見た目のVTuberが何人か存在することにはなりますが、VTuberは世界に何万人もいて毎月300人以上がデビューするといわれています。有料のものであれば、目立つほどのデメリットにはなりにくいでしょう。
一方で「限定1点のみ」のアバターも出品されています。価格は上がりますが、あなた専用のアバターを時間をかけずに手に入れることもできます。
下記の記事で、具体的にどんなアバターを買えるのか、詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
オリジナルのVTuberアバターを依頼するには
先ほどは購入がおすすめ!と書きましたが、もちろんオーダーメイドでアバターを依頼するのもよい方法です。
オリジナルであれば、活動内容や自分の好み・特徴に合わせて調整することができます。グッズやファンアートなどの二次創作も展開しやすいというメリットもあります。
実際の依頼方法ですが、だれでも気軽に依頼できるスキルマーケットがおすすめ。
メジャーなスキルマーケットはいくつかありますが、ここではサイトを一つ紹介します。
『SKIMA』は、イラスト特化のスキルマーケットです。
価格はクリエイターごとに様々で、購入後はサイト内のメッセージでやり取りを行いながら制作してもらえます。
今回のように、VTuberアバターを依頼できるだけでなく、SNSのアイコンやロゴなどクリエイティブな依頼を幅広く頼める便利なサイトです。
プロに依頼するにはそれなりの費用が掛かります。下記の記事を参考に、失敗しないアバター制作を依頼しましょう。
Live2Dモデル/3Dモデルを自分で作成する【セルフ受肉】
イラストやモデリングが得意ならば、自分で制作する方法もあります。(自分用のアバターを制作することをセルフ受肉と言われたりします)
イラストを動かす=2Dモデルを作るとき、『Live2D』は定番のソフトです。
もしソフトの使い方を覚えるのが大変に感じるならば、作業の一部を依頼するのもよい方法です。
アバター制作には、「キャラクターデザイン→パーツ分け→モデリング」の作業が必要になります。例えば、キャラデザのみ自分で制作し、残りは先述した『SKIMA』などで依頼することも可能です。
「モデリングのみ受付中!」といったクリエイターも多数登録されているので覚えておくと安心です。
また、3Dモデルを制作したいならば、まずは先述した『Vroid Studio』をチェックしてみてください。初心者でもアバターをカスタマイズしやすいですし、技術を身に着ければより詳細なデザインのアバターを制作できますよ。
無料でアバターを手に入れるには?
フリーアバターとして、無料で配布されているものがあります。これらは費用が一切かからないため魅力的ですが、デメリットも当然存在します。
その一つは、「同じ見た目のVTuberが多すぎる」という点です。数人程度なら目立たないかもしれませんが、無料であるため、様々な配信プラットフォームで使用されている状態です。
VTuberとして活動する場合、オリジナリティを出しにくいためできれば避けたい方法でしょう。先ほど紹介した既製品のアバターを購入する方法なら、数千円で手に入れることも可能です。そのため、無料アバターは動作確認に使うのがおすすめです。
アバターをお試し体験で使ってみたい方や、ソフトの動作確認に使いたい方にとっては便利です。下記の記事を参考にしてみてください。
本格活動の前にX(Twitter)でファンを集めよう
いまではVTuberは何万人も存在し、毎月300人以上がデビューしているといわれています。
もう一般的にはVTuberというだけでは全く珍しくなく、ただ活動をスタートするだけでは伸びないというのが現状です。
ですので、X(Twitter)などのSNSを活用して自分の視聴者となってくれる方を集めてから活動をスタートするのが、いまのスタンダードな方法です。
あなたの住む町に新しいカフェがオープンするとします。
しかし、店を開けるだけではほとんどだれも来てはくれません。
カフェはいたるところにありますし、そもそもオープンしたことを誰も知りません。
だからこそ、オープン前からチラシを配ってみたり、ネット広告を出したり、SNSに投稿したりして見込み客を集めます。VTuberでも同じように、認知を獲得するのは大切です。
何をしたらいいか分からないならば、X(Twitter)の「#VTuber準備中」で検索をかけてみましょう。
自分のアバターを紹介したり、フォロワーとの交流、TikTokなども活用したshort動画の投稿など、それぞれの魅力を使える活動を見ることができます。
まだ配信活動を開始していないのに、数千人のフォロワーやチャンネル登録を獲得している人も簡単に見つけられるほど、差を生むことのできる重要な活動です。
また、「いつになったらライブ配信活動をスタートできるか?」は難しい問題ですが、
- YouTubeの収益化条件の、チャンネル登録者1,000人を突破したら配信スタート
- 3か月間の準備期間を経てスタート
- Twitterスペースやツイキャスでお試し配信をして、視聴者が集まりだしたら本格スタート
など、各々の基準でライブ配信活動をスタートしている人を見かけます。あらかじめ目標を設定することがおすすめです。時間はかかるかもしれませんが、根気強くいきましょう。
VTuberのX(Twitter)運用については下記の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
また、もしツイートのネタに困ったら当サイトも活用してみてください。
例えば下記の記事では、現実の写真とVTuberアバターをきれいに合成する方法を解説しています。本当に存在するかのようになじませることができるので、「○○に行ってきたよ!」と日常的なツイートに向いています。
そのほかにも、ライブ配信だけに関わらず、VTuber活動全体に活かせる記事をたくさん用意しています。ぜひ見ていってください。
OBSでライブ配信・動画撮影の設定をする
VTuberの活動として主流なライブ配信を行うには、配信ソフトのOBSを活用するのが便利です。
正式名称は「OBS Studio」といい、完全無料で使うことができます。
主な機能は、YouTube・Twitchをはじめとした各種配信サイトでライブ配信を行うことですが、動画撮影や簡単な画像作成に活用できたりもします。
ここでは、まずは知ってほしいOBSの使い方を紹介していきます。
そもそもVTuberのゲーム実況はどうやってる?
ゲーム実況に限らずですが、VTuberとして活動を行うにはいくつかのソフトを組み合わせなければなりません。
ゲーム画面とVTuberソフトを合成して、YouTubeなどの配信サイトに配信します。背景画像や、画面上のテキストも同様です。
この合成作業を簡単に行うのが、OBSの機能になります。
アニメーションやエフェクトも追加したりして、配信者は画面をカスタマイズしています。
配信ソフト『OBS Studio』を使おう
改めてですが『OBS Studio』とは、ライブ配信の設定全般をおこなえるツールです。
- 無料
- windowsだけでなくMacも対応
- 配信ツールの中で最もメジャー
- 配信画面の構成・音量調整・画質等の配信設定の全般が可能
基本的な使い方は下記の記事にまとめています。VTuber向けに配信開始までの必要な手順をまとめているので、記事を読みながら設定してみてくださいね。
おしゃれでかわいい配信画面にするならば、「オーバーレイ」は必須です。
下記の記事で、オーバーレイを無料で用意する方法から、有料で高クオリティのものを用意する方法までまとめているので参考にしてください。
配信画面をカスタマイズしよう
VTuberの配信といえばアバターを表示するだけでなく、オーバーレイやアイテムが配置されていたり、かわいいエフェクトを使っていたりしますよね。
凝った配信画面を作るためのテクニックを解説した記事を紹介します。
下記の記事では、アバターをやんわりと光らせてエモくする方法を解説しています。当サイトでも人気の記事です。
そのほかにも、コメント欄をカスタマイズするツールも配布しています。
デザインも数種類用意しており、色やフォントもお好みのデザインに変更できるのがポイントです。YouTubeでもTwitchでも使えるところにもこだわっています。
そして配信画面を作るうえで重宝するのが時計ツールです。
アクセントとして配置するのもよいですし、アーカイブでチェックするときに何時ごろの出来事かわかるのは親切かもしれません。
時計ツールについても色や形をカスタマイズが可能で、いろんな場面で使いやすい時計が見つかるはずです。
いろいろ紹介しましたが、当サイトでは「よくVTuberさんがしているアレの方法が知りたい!」とか「もっと快適に配信をしたい!」といった悩みを解決できるように記事やツールを用意しています。
ぜひたくさん使ってください!
伸びる個人VTuberの3つの特徴
VTuberとして活動するにあたり、自分の人気が出るかが最も気になるところではないでしょうか。
人気が出る方法に正解はありませんが、共通点はいくつかあります。ここでは3つ取り上げるので活動開始にあたり、戦略の参考にしてみてください。
①集客にとにかく力を入れている
上の画像は2022年9月某日のVTuberの「ファン数急上昇ランキング」の一部です。
日本人のVTuberのうち、上位50人には個人VTuberは一人しかいません。他はすべて企業所属です。もちろん急上昇ランキングですので、時期によって変動はあります。
ただここから言えることは、企業所属が伸びやすいということ。
企業の強みとしては、投資できる資金やマーケティング能力があります。
数えきれないほどライバルがいる以上、宣伝・集客に力を入れないとそもそもチャンスは巡ってこないでしょう。
では、個人でできることはないのかというと、そんなことはありません。
- 活動前からSNSに力を入れる
- ネット広告を出す
- 海外を含めアプローチ先を増やす
この記事内でも紹介したように、SNS上では活動前から宣伝に力を入れている方は多く存在します。
フォロワーを集め、一定数視聴者が見込める状態で初配信をするのが今の定番です。
ライバルが多い以上、ただ配信しても誰も見てはくれません。YouTubeでも、視聴数が少ない動画はおすすめにもでてきませんよね。
そのためにSNSに日々のつぶやきや交流、ショート動画を投稿し続け、ファンを集める必要があります。
また、小額から行える「ネット広告」を出す方もいます。X(Twitter)広告やYouTube広告は代表的です。
それに加え、配信に字幕を表示し海外にアプローチしている方も多くいます。日本語で配信しているけど、海外での活躍も目指すのは戦略の一つです。
少々、ぼんやりした話になってきましたが、どうやったら集客をできるか工夫することは必須ということです。
②とにかくクオリティが高い
VTuberはいまでは数えきれないほどいます。
そのぶん、視聴者の目も肥えてきていることは間違いありません。
先ほど紹介したランキングを見ても、伸びているVTuberは基本的に「アバターのクオリティが高い」特徴があります。
アバターはオリジナリティを表現する大切な存在。妥協はできません。
「安っぽいなぁ」と思われるより「めちゃくちゃかわいい(かっこいい)」と思われた方が興味を引けますよね。
また、アバターだけでなく配信画面も豪華にこだわることで差別化している人も見かけます。
下記の記事を参考に、プロに制作を依頼するのもいい方法です。
③バズりコンテンツがある
①の集客で書いたように、どれだけ集客できるか=ファンを集められるかがポイントです。
ファンのいるVTuberは少なからずバズるコンテンツを持っています。
たとえば以下のようなものがあります。
- 好きになってもらえる魅力的なアバター
- 面白い、かわいい、ためになるツイート
- 切り抜き動画
人気の絵師さんが書いた魅力的なアバター。
Tiktokなども活用した興味を引くショート動画をはじめ、魅力的な画像を含めたツイート。
自分の配信を切り抜いた動画の配信。
など例を上げればキリはありませんが、伸びているVTuberは存在感をアピールできる施策を何かしらとっています。
まとめ
以上、VTuberになる方法をまとめました。
少々やることが多いですが、この記事で紹介したサービスをぜひ活用してみてください。
もし、活動を進める中で困ったことがあれば当サイトも役立つかもしれません。他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
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