OBSプラグイン「StreamFX」の機能を使って、VTuberアバターグロー効果をつけてみます。
まるで写真アプリでフィルタをかけたような、幻想的で表情が引き立つ仕上がりになります。
動画でもわかりやすく解説しています!
YouTubeでもわかりやすく解説しています!文字よりも動画のほうが見やすいという方はぜひどうぞ。
実際に手を動かしているので、マネはしやすいです。
【今回のゴール】VTuberアバターにグロー効果を与える
グロー効果を与えることで、よりリアリティのある仕上がりになります。
かわいさが引き立ちますね。
StreamFXをインストールする
OBSプラグインである『StreamFX』を活用するので、まずはインストールが必要です。
インストール方法については以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
STEP1:OBSに使用するソースを追加する
今回必須なのは、2つのソースです。
- VTubeStudioなどの「VTuberソフト」
- StreamFXで追加された「ソースミラー」
OBSのソースに、上記のふたつをそれぞれ追加します。
順番はVTuberソフトが下で、ソースミラーが上。
ソースミラーのプロパティでは、「VTuberソフト」を指定します。これでVTuberソフトの複製が完成します。
任意のシーンやソースを複製し表示するもの。
OBSは本来、映像キャプチャやゲームキャプチャの複製はできませんが、StreamFXの機能で可能になります。
STEP2:ソースミラーにフィルタを追加する
ここから加工をしていきます。
VTuberソフトの方はさわりません。ソースミラーのみにフィルタをかけていきます。
ソースを右クリックし、「フィルタ」を追加していきます。
追加するのはStreamFXのフィルタ2つです。
- カラーグレーディング
- ぼかし
まずは「カラーグレーディング」の設定です。
「リフト」のなかにある「全リフト」の値を下げます。画像の例では「-360%」にしています。
必ずしもこの値である必要はなく、後ほどお好みで変更していただいて構いません。
ここでアバターに使われている色のうち、明るめの色のみ光らせる準備を行いました。
続いて「ぼかし」の設定をします。
タイプは「ガウス」、サイズは「10前後」。アバターのパーツがうっすらわかる程度に調整します。
ここでぼかしのサイズを大きくすると、完成したときにより光が拡散した見た目になります。
「カラーグレーディング」と「ぼかし」の値は、使うアバターやぼかし具合の好みによって変わってきます。
後ほどの完成形を見て値を調整してみてください。
STEP3:VTuberソフトとソースミラーを合成する
最後のステップです。
STEP2で作成したソースミラーをVTuberソフトに合成していきます。
「ソースミラー」を右クリックし、「描画モード」→「スクリーン」を選択します。
これで合成の完了です。
ここで明るすぎたり、逆に光が少ないと感じたりした際は、STEP2で説明した「カラーグレーディング」や「ぼかし」を調整してみると良いかと思います。
以上!Vtuberアバターにグロー効果を与える方法でした。
設定は他にもあると思うので、もしいいのがあったらコメントで教えてください。
StreamFXを使いこなそう!
今回のような「グロー効果」のほかに、StreamFXを使えばもっといろんな表現ができます。
当サイトで紹介しているテクニックを下記に添付するので、ぜひこちらもご覧ください!
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